PNF ( Proprioceptive Neuromuscular Facilitation : 神経筋促通手技法 )
PNF(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation)は、「神経筋促通手技法」「固有受容性神経筋促通法」などと訳されるが、一般的にはPNFと呼ばれることが多い。スポーツ医科学的解釈はさまざまで、その詳細をここで解くことはできないが、私たちが考えるPNFは以下のとおりである。まず、これは筋力アップのためのエクササイズではない。 それぞれのスポーツでのフォーム(野球の投手で言えば、ピッチングフォーム)に軽い負担をかけることによって、筋肉の潜在能力を高めることが目的なのだ。それぞれのスポーツのフォームはほとんどが、今までエクササイズで展開してきたような対角線的な動きではない。身体のさまざまな筋肉が三次元で有機的に動くことによってつくられる。 そして、それは競技によってもちろん異なるし、個人によっても異なる。そこで、個人個人それぞれのフォーム(筋肉の動きの流れ)を身体に覚え込ませるために、行うのがPNFなのだ。軽い負荷をかけて、何度も繰り返し繰り返し実践する。このエクササイズに、負荷のレベルを変えることができるセラバンド・チューブは最適なのだ。
セラバンド・セラチューブのレベル(色)・長さが自分に合っているかをしっかり確認してください。
セラバンド カラー
本マニュアル掲載のエクササイズは健康な方のための一般的なものです。疾患やケガ後の筋肉回復のためのリハビリに使用される方は、ご使用前に必ず医師の相談を受けてください。また、エクササイズ中に気分が悪くなったり、カラダに異常を感じた場合、直ちに使用を中止してください。
 ▼ PNF( Proprioceptive Neuromuscular Facilitation )
 ■ 走力トレーニング 37
部位
ループ状のセラ・チューブをドア・アンカー(#DA-90)を用いドアにはさむ。もう片方を腰の位置に固定する。(柱などに結びつけて固定してもよい)
そのまま、自分の走るフォームを実践する。
 ■ キックのトレーニング 38
部位
セラ・チューブをループ状にドア・アンカー(#DA-90)に結び、ドアの低い位置にドア・アンカーをはさむ。(柱などに結びつけて固定してもよい)
キックする足の甲に8の字に結びつける。
そのまま、自分のキックのフォームを実践する。
 ■ 投球フォームのトレーニング 39
部位
セラ・チューブの片方をドア・アンカー(#DA-90)に結び、ドアにはさみ、もう片方をしっかりと握る。(柱などに結びつけて固定してもよい)
そのまま、自分の投球フォームを実践する。
 ■ スウィングのトレーニング 40
部位

ゴルフの例
セラ・チューブの片方をドア・アンカー(#DA-90)に結び、ドアの高い位置にはさむ。(柱などに結びつけて固定してもよい)
トップの位置からインパクトの位置までの自分のスウィングを実践する。
 ■ 水泳フォームのトレーニング 41
部位
セラ・チューブの中心をドア・アンカー(#DA-90)に結び、ドアの低い位置にはさむ。(柱などに結びつけて固定してもよい)
長いすなどの上に腹ばいに乗り、両端を両手でしっかりと握る。
そのまま、自分の水泳フォームを実践する。
 ▼ 筋力アップのためのエクササイズ・ポイント
大胸筋・三角筋・広背筋 腹 筋 大腿部
大胸筋三角筋広背筋 腹筋 大腿部大腿部大腿部
手 首 上腕部・前腕部 足 首 僧帽筋・首
手首 上腕部前腕部 足首 僧帽筋首
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 ■筋力アップ腹 筋 >>> こちらから >>>
 ■筋力アップ上腕部・前腕部 >>> こちらから >>>
 ■筋力アップ大腿部 >>> こちらから >>>
 ■筋力アップ手 首 >>> こちらから >>>
 ■筋力アップ足 首 >>> こちらから >>>
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筋力アップ シェイプアップ リハビリ
発売元 : 株式会社 デイエム商会
筋力アップ編 : 下條整形外科院長 元筑波大学スポーツ医学研究室教授 下條 仁士 監修
シェイプアップ編 : 医療法人 清心会 藤沢医院 石井 千恵 監修
本ウェブサイトの掲載内容は、セラバンド・セラチューブ製品の付属品マニュアルより転記


最終更新日:2006.01.05